2013年3月9日土曜日

杉岡華邨展へ行きました。

現代かな書の象徴的存在である文化勲章受章の杉岡華邨先生は、古筆の研究を踏まえた書道理論に基づく独自の書風を確立し、日本の書壇に大きな足跡を残して2012(平成24)年3月3日、98歳で亡くなりました。生誕100年にあたる2013(平成25)年3月に、一周忌にあわせて開催されました。杉岡華邨先生の輝かしい書業を振り返る大回顧展でした。軸、額、屏風、帖、巻子、着物仕立ての作品など100余点を通し、一作家の作風の変遷とそこを貫く美意識を明らかにするとともに、最後まで作品制作に精魂をそそいだ人生の軌跡をたどるというものでした。
私は杉岡華邨先生のお弟子さんに仮名をならっていますので華邨先生の作品の字をスッと読む事が出来るのがうれしかったです。華邨先生の奥様と偶然にもお話できました。幸せでした。
夕暮れの銀座

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