2016年3月11日金曜日

適度のスポーツ(自然治癒力)

朝6時起床。ベランダに出て雨が降っていないのを確認して約1時間弱のウオーキングとラジオ体操をしてきました。
さて、前回からの続きです。




人間の本来持っている自然治癒力は「心の治療」によって高めることができるとする自然治癒力研究の大家で医師の著書の中から、興味のある箇所をご紹介致します。

「私達は日頃、仕事などで長時間机に向かっていたりすると、時々身体を伸ばしたり、立ち上がったりしたくなります。また、何日間か忙しい日々が続いて休みも取れないような状況になると、無性に身体を動かしたくなります。そして実際に、イスから立ち上がって伸びをしたり、久々に休みを取ってプールで泳いだりゴルフに行ったりすると、実に晴れやかで爽快な気分になります。多かれ少なかれ、適度に汗を流した後の爽快感は誰もが経験しているでしょう。改めて言うまでもなく、適度なスポーツは身体に非常にいい影響を与えます。逆に『運動をしていないと身体は早く衰える』とはよく言われることで、足腰が弱くなると、大脳や小脳へも影響が出てきます。ですから、ある程度関節を動かす必要があり、それを怠るとやはり関節は衰えてきます」


「また、中国医学ではツボということをいいますが、手首や足首には重要なツボが数多くあります。ツボを刺激するという意味からも、関節を動かす運動を習慣づけることが大切になってくるのです。ただしスポーツの場合に注意しなければならないのは、決してハード過ぎるノルマを課したり、無理な目標を設定したりしないことです。また、勝敗や得点にこだわるのも、精神的にいいことではありません。例えばスイミングをするにしても、一日に何メートルは必ず泳ごうというように自分自身に義務を課すと、結局は自分を追い詰め、精神的にも肉体的にも負担をかける結果にもなってしまいます」「とくにジョギングの場合は、膝に大きな負担がかかりますので、走り過ぎに気をつけなければなりません。その意味では、お年寄りなどには負担の少ないウォーキングやスイミングなどの方がいいでしょう。ただ、繰り返しになりますが、どんなスポーツの場合でも、あまりハードな目標を立てたりすると、それをクリアしようとして逆にストレスになってしまうこともありますから、十分に注意して下さい。気分転換や軽く汗を流すスポーツでは、過ぎるほどやる必要はまったくありません。あくまでも、自分が習慣として楽しく続けられる程度に留めておく気持ちが大切です」

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